猫の腎臓病療法食はおいしくない!? 猫が療法食を食べないとき、できることは?のメインイメージ

腎臓病の猫には、できるだけ腎臓病療法食を与えるのが理想です。が、この療法食、猫のみなさんには「あまりおいしくない」ようです。なぜでしょうか?

今回は腎臓病(ステージ2~3初期)の猫のフードについて、スタッフの猫の例を紹介します。スタッフの猫はドライフードを食べないため、ウエットフードのみでの例となります。

猫の腎臓病療法食。一般フードとの違いは?

2018年末、ステージ1だった愛猫の腎臓病がステージ2へ悪化したことをきっかけに、モフマガスタッフはキャットフードの塩分計測を始めました。これにより、猫の腎臓病療法食の塩分濃度は0.4%程度ということが分かりました(以下をご参照ください)。

キャットフードやちゅ~るの塩分濃度にご注意!猫の慢性腎臓病で塩分チェック始めました

▼猫の腎臓病療法食と塩分濃度

その一方、一般的なキャットフードの塩分濃度はさまざまでした。療法食に近いものもあれば、シニア食なのに1.0%を超えるものがあり、うちの猫が好んで食べるフードはおおむね0.6%くらいでした。

また、猫の腎臓病療法食は塩分だけでなく、タンパク質も制限されています。これまで塩分0.6%くらいの一般フードに慣れたうちの猫にとって腎臓病療法食は、「味が薄くておいしくない」「肉や魚の味がしなくておいしくない」のでしょう。

腎臓病療法食はステージ1の頃から猫に試していました。が、どのフードも2、3回あげると、お腹が空いても食べない…という状態に。結局、「元気だから療法食はまだいいか」と、買わなくなっていました。多飲多尿や食欲不振の症状(腎臓病ステージ2~3)が出て獣医師に「療法食に療法食に切りかえてください」と言われても、「食べない…どうしよう…?」と焦ってしまいました。

いつものフードの塩分を下げてみた

療法食を食べないのであれば、これまで通り一般的なフードをあげるしかありません。その一般的なフードの塩分が腎臓病療法食に比べて高いとなると…?そこで、療法食に近い0.4%前後のフードを探したり、高いフードは0.4%に下げてあげようと考えました。

塩分計測を始めると一般的なフードはだいたい0.4%より高くなっていました。そういうときは、まず、他の低塩フードや、お米、卵、野菜を「ちょい足し」。これらを少しずつ足しては塩分計で測って調整しました。始めた頃はいきなり0.4前後%にはしないで、猫の食いつきを見ながら調整しました。

※猫にわからないくらいの少量をすりおろして。私の場合はにんじんやきゅうりを使いました。食物繊維には塩分や老廃物の排出作用があり、腎臓病はビタミン不足といわれています。

猫 腎臓病療法食

ある日の猫ごはん。何も入れないたまの伝説+玄米入りごはん+人参少々+ラプロス

ちなみにタンパク質の制限は「ちょい足し」の食材で、炭水化物や食物繊維が増えた分でよしとしました。獣医師によると、うちの猫は「リンの値が上がっていないのでタンパク質制限はあまり気にしなくていい」とのこと。リンの数値が上がった猫には、タンパク質制限はもっとシビアになるようです。

スタッフが使っている塩分低めフードの一例▼

アイシア【焼津のまぐろシリーズ】塩分濃度:約0.5%
シニア向けではないが、やわらかい質感。近所のペットショップなどで買える定番商品。

フォルツァ【フォルツア10】塩分濃度:約0.3%
0.3%の塩分濃度は、何も加えていない鶏肉などとほぼ同じ。療法食より低塩なのにおいしそうによく食べてくれます。見るからに質の良い素材。コーンやニンジン、グリーンピースなど毒素排出によさそうな野菜が入っています。

【はごろも 無一物シリーズ】塩分濃度:約0.4%
その名のとおり食品添加物を加えず、素材+水だけなので安心。鶏むね肉、鶏軟骨入り、ブリ、タイなどの他にはない素材や部位を使用。難点は一袋40gという少量でよく食べるうちの猫には一袋では少なすぎるところ。

三洋食品 【何も入れないたまの伝説シリーズ】塩分濃度:約0.4%

まぐろ、かつお、ささみの素材にビタミンEのみを加えた「何も入れない」シリーズ。良質なタンパク質が摂取できますが、うちではお米などを追加してタンパク質の割合が高くなり過ぎないようにしています。

注意点は、「ちょい足し」をやりすぎると猫が食べなくなること。また、以上のフォルツァでは、塩分が低くてもモリモリ食べてくれました。一概に、食いつきのよさ=高塩分という図式が成り立つわけではないようです。

低塩フードに慣れると、再び療法食を食べるように

以上をしばらく続けた後、また腎臓病療法食を猫にあげてみました。すると…なんと、食べてくれたのです!以前は臭いを嗅ぐだけでまったく食べなかったので、これは大きな変化。もちろん毎食食べてくれるほどではありませんが(4、5食中1食くらい)。一般フードの低塩作戦により、「猫がうす味に慣れたため」といえそうです。腎臓病は血液中のBUN(尿素窒素)などの状態によって食欲にムラがでます。そして、もちろん猫には個体差と嗜好があるので一概にはいえないと思います。

以上はあくまでモフマガスタッフの自己流なので、一例としてご参考程度に。また、他に猫の腎臓病のフードに関する工夫を知っている飼い主さんがいらっしゃったら、ぜひ教えてくださいm(__)m

猫の腎臓病シリーズ、次回はサプリメントについてお伝えしようと思っています。

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