猫の爪とぎ対策!絶対に知っておきたい4つの方法 ~ペット可賃貸物件の原状回復~のメインイメージ

ペットと暮らせるペット可賃貸、ペット共生賃貸のお部屋が検索できる「ペットホームウェブ」。今回は猫の爪とぎ防止対策と、原状回復の費用負担について取り上げてみました。

ペット可賃貸のお部屋での猫の爪とぎには注意!

猫の爪とぎにお困りの飼い主さんは多いのではないでしょうか?家で過ごしていてハッと気が付くと、猫があっちの壁をバリバリ、こっちの柱をガリガリ、、、。放っておくと部屋中がボロボロになってしまいます。

通常、ペット可賃貸物件などのペット飼育OKのお部屋であっても、ペットによって付けられた傷や汚れは、退去時に入居前の状態に戻すのが賃借人の義務とされます。これは一般的に原状回復義務と呼ばれ、国土交通省が定めた『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』では、次のように定義されています。

原状回復とは、賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、 善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること (8ページより)

住居は、年月の経過によって劣化していきますし(経年変化)、普通に住んでいても汚損していきます(通常損耗)。これらの経年変化(壁紙などの色褪せ)や通常損耗(カーペットなどの擦り切れ)については、状態にもよりますが、原則的には賃借人に原状回復の責任はないとするケースが多いようです。(同8ページ)

しかし、故意や不注意など、賃借人の過失によって傷や汚れは賃借人が直さなければならないとしています。同ガイドラインによれば、飼育ペットにより柱・壁紙等に傷がついてしまった場合は、ペットのしつけの問題とみなされ、賃借人負担と判断される場合が多いとのこと。(同20ページ)ペットにしつけをきちんとしていれば防ぐことができた傷、と判断されるようです。

お部屋の状態によって、原状回復費用はかなりの高額になってしまう場合もありますし、オーナーや管理会社とのトラブルの原因になることもありますから、飼い主さんはぜひ対策をしておきたいところですね。現在、ペット可賃貸物件で猫と一緒に住んでいる方、これから猫を飼う予定の方・ペット可賃貸物件への引っ越しをお考えの方は、ぜひこの記事を読んで爪とぎの対策をしていただければと思います。

猫が爪をとぐのはなぜ?

一般的に、猫が爪をとぐのには次のような理由があると言われています。

  • 古い爪をはがして新しい爪を伸ばすことで、狩りの道具である爪の状態を整える
  • 自分の縄張りを主張するためのマーキング
  • 爪への刺激でストレス発散

爪とぎは猫の生理現象なので、完全にやめさせることはできませんが、しっかりと対策をすることでお部屋への被害をある程度防ぐことはできます。

対策その1:猫の爪切りをこまめにしよう

まずは猫の爪切りから始めましょう。猫の爪をこまめにチェックして、伸びてきたら早めに切るようにしましょう。爪を切っておくことで猫が爪とぎNGな場所で爪をといでしまっても、軽い傷で済ませることができます。

猫の爪切りは、専用の爪切りを使えばご自宅でもできます。猫の爪は肉球を押すとニュッと出てくるので、爪の中の血の通っている部分を切らないように気をつけながら切るようにしてください。

猫の爪切りがニガテな方は、動物病院で切ってもらうという手もあります。定期検診などの際に獣医さんにお願いすると良いでしょう。爪の切り方について聞けば、実践しながら教えてくれるはずです。

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対策その2:猫の爪とぎ防止スプレーを使ってみよう

最も手軽な爪とぎ対策として、市販の爪とぎ防止スプレーを使用する方法があります。猫は柑橘類やお酢のにおいが苦手であることが多く、爪とぎをして欲しくない場所などにスプレーすると嫌がって寄り付かなくなる場合があります。

ただし、猫のにおいの好みによっては効果がない場合もあります。まずは、試しにみかんやお酢のにおいなどを嗅がせてみて、猫が嫌がるようであれば購入を検討すると良いでしょう。また、あまり頻繁にスプレーすると、家中のにおいがきつくなってしまったり、壁や家具にシミができてしまうこともあるので、使用には注意が必要です。
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対策その3:猫の爪とぎの素材、置く場所、置き方を工夫しよう

一般的に猫の爪とぎには、段ボール製や麻ひもを巻き付けたものを使用します。猫にきちんと使ってもらうためには、2つのポイントがあるのでご紹介します。

まずは素材。猫には爪に引っかかる感触の好みがあり、好みの爪とぎ素材があります。猫好みの素材でないと見向きもしないので、飼い主さんはいろいろな素材を試して好みに合うものを見つけてあげましょう。ダンボール材や麻ひも系、カーペット材、パイン材など豊富な種類の爪とぎが市販されています。

次に爪とぎを置く場所について。爪とぎは猫にとってマーキングしたくなるような場所に置くのがベストです。マーキングポイントはお部屋によって異なりますが、多くの場合、猫にとって場所の持つ役割が変わる境目がマーキングのポイントになりやすいようです。例えば、いつもの遊び場所と寝る場所の境目などといった具合ですね。猫の普段の過ごし方をよく観察してマーキングのポイントを見極めましょう。

また、爪とぎはしっかりと固定することが大切です。動いてしまうと、猫は「とぎ難い」と感じて使わなくなってしまいます。大きめである程度、重さのある爪とぎのほうが猫に喜ばれるようです。

対策その4:壁紙を守るカバー材を貼ろう

爪とぎに猫を誘導しつつも、傷つきやすい壁紙には万全の対策をしておきたいところです。お部屋によっては少し大変ですが、猫が立ち上がって前足が届かない程度の高さ(床から90cm程度)まで、表面がなめらかで爪がひっかかりにくい材質のカバーを張っておくと、一定の爪とぎ防止効果があります。

猫が爪をとごうとしても、爪がすべって気持ち良く爪とぎができなければ、自然とその場所では爪とぎをしなくなります。また、爪とぎを置くマーキングポイントの部分には、少し厚めにカバー材を張っておくと安心です。
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猫が爪をといで良い場所・ダメな場所を明確にすることが大切

猫の爪とぎ対策では、猫が爪をといでいけない場所をはっきりと示すとともに、爪をといで良い場所(爪がとぎやすい場所)を上手にセッティングすることが大切です。猫が「ここなら爪をとぎやすいな、爪をといでいいんだな」と感じられれば、無理なく壁や柱への爪とぎを防げます。
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最近は以下のようにさまざまな形の猫の爪とぎがネットで販売されていて、「ペットホームウェブ」の猫飼いスタッフもあれこれ試しているようです。猫の飼い主さんは愛猫にとって理想の爪とぎを見つけてあげたいですね!


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この記事を書いた人

ペットホームウェブ編集部 田中
ペットホームウェブ編集部 田中 さん

ペットホームウェブ編集部の猫好きライター。愛猫「ミルク(♀/12歳)」を実家に残し都内で生活中。猫との暮らしを夢見つつ、不足しがちな猫成分を近所の野良猫との交流で補う日々を送っています。

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