犬の眼病 白内障の予防と治療 ~発見が遅れると失明の恐れも~のメインイメージ

白内障は発見が遅れると失明の恐れも

動物の体の中でも、は特に大切で繊細な器官です。しかし、体の他の器官と比べ、病気などからの回復が難しいため、症状の発見が遅れると失明の恐れもあります。病気の早期の発見と治療のためにも、普段から動物病院で定期的な検診を受けさせることがなにより大切です。

病気の症状として犬の目がにごるものがあり、特に白内障(はくないしょう)や緑内障(りょくないしょう)が有名です。しかし、それ以外にも目に関係する病気の種類はたくさんあります。残念ながら、そのほとんどが自然には治りづらく、獣医師の専門的な治療を必要とすることが多いので、飼い犬の様子に異変を感じたら、すぐに動物病院での診療をうけさせましょう。

今回の記事では、目の病気の中でも犬が発症しやすい白内障をとりあげ、白内障の原因やその症状、日頃から気をつけたいポイントについて説明します。

犬の白内障の症状

白内障とは、目の水晶体が白くにごって網膜に光が届かなくなることにより、視力が低下する病気です。いきなり目が真っ白になるわけではなく、はじめは白く小さなにごりが目に現れ、それがゆっくりと広がっていくことで、少しずつ視界が悪くなっていきます。

しかし、発症し始めたばかりの段階で飼い主が気付くのはなかなか難しく、明らかに白内障だと分かる段階になると、症状がかなり進行してしまっています。動物病院の定期検診を受け、発症初期の段階で発見することができれば、白内障用の点眼薬などで病気の進行を遅らせることができます。

犬の白内障は4種類

白内障はその性質によって、先天的後天的若年性老齢性の4つに分けることができます。

先天的白内障

生まれつき水晶体がにごっている場合を先天的白内障と呼び、6歳以前に表れる白内障を若年性白内障と呼びます。犬の白内障には遺伝的なものが多く、若年性の白内障は75種以上の犬種で報告されています。

後天的白内障

これに対し、後天性白内障には、加齢や怪我、他の眼の病気(ブドウ膜炎症など)や糖尿病などが原因で発症する場合と、アルギニン不足によって子犬が発症するという場合などがあります。そして、6歳以上になってかかる白内障が老齢性白内障です。

若年性白内障

若年性白内障は、6歳以前に発症して両眼に広がります。必ずしも両目が同時に発症するわけではなく、片方の目から発症し、徐々に症状が両目に広がる場合もあります。

しかし、若年性の白内障の場合、症状が発見されてから1年程度の間に、にごりとなっていた不透明な斑点が自然に体に再吸収されることが多いようですから、あわてずに経過を見守り、獣医師の指示に従って治療していくのが良いでしょう。斑点が完全に吸収されてしまえば、大掛かりな水晶体の手術などをしなくても、状態が良くなる可能性があります。

老齢性白内障

老齢性白内障は、加齢に伴う老いにより、水晶体に青みがかったにごりが発生してきます。にごりは水晶体の中心から発生し、少しずつ周辺に広がっていきます。初期の段階では目がまばらに白くにごりますが、白内障が成熟期に達するとにごりが全体に広がり、不透明になります。

老齢性白内障では、両眼が同時に成熟期に達することは珍しく、発症したからといってすぐに完全に失明してしまうわけではありません。また、犬が自由に歩き回れなくなるほど病状が悪化しない限りは、手術を実施することは少ないようです。

白内障の治療方法

白内障の具体的な治療方法としては、症状を遅らせるための点眼薬を投薬する方法と、にごってしまった目の水晶体を取除き、人工レンズを入れる方法とがあります。

白内障によって低下した視力を完全に取り戻す方法ためには、後者の人工レンズを利用することになりますが、治療や手術の方法などについてはイヌの年齢や症状を考慮し、獣医師とよく相談して決めましょう。

白内障に気をつけたい犬種

犬種によって白内障になりやすい場合があり、特に注意が必要です。以下の種類の犬を飼っている場合は、定期的な眼科の検診をおすすめします。

コッカー・スパニエル、ビション・フリーゼボストン・テリアワイアー・フォックス・テリアウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアミニチュア・シュナウザー、スタンダード・プードル、シベリアン・ハスキーゴールデン・レトリーバーオールド・イングリッシュ・シープドッグラブラドール・レトリーバー

もちろん、これらの犬種に限らず、最低でも年に1回は専門の獣医師の検診を受けさせると良いでしょう。特に、遺伝性白内障の疑いがあるような場合は、早期発見の為の定期検診を心がけるようにしてくださいね。
早め早めの検診が犬の健康を維持する秘訣です。

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