雑種犬250匹が街を疾走!犬が人類に反乱する『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』11/21公開のメインイメージ

2014©Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

深まる秋…。みなさん、映画観ていますか?ペットホームウェブ編集部が楽しみにしている映画をご紹介します。私たちの最愛の友である犬が人類に反乱を起こすという『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲 』です!…どんな映画なのでしょうか?

『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲 』
11月21日(土)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督:コーネル・ムンドルッツォ、出演:ジョーフィア・プショッタ、シャーンドル・ジョーテール/ルークとボディ、配給:シンカ/提供:シンカ、ミッドシップ/2014年/ハンガリー、ドイツ、スウェーデン合作/119分/シネスコ、後援:ハンガリー大使館

雑種犬に重税?愛犬ハーゲンを父親に勝手に捨てられたリリは…

舞台は、最近「雑種犬の飼い主には重税を課す」という法律が施行されたある都市。両親が離婚し、学校でも問題児扱いされる13歳のリリは、賢くて素直な愛犬ハーゲンが心の拠り所でした。しかし父親は、反抗的なリリとじゃまなハーゲンに腹を立て、ハーゲンを高架下に置き去りにしてしまいます。

「必ずハーゲンを見つける!」と街をあちこち探しまわり、犬の保護施設を訪ねるリリ。一方ハーゲンは、野犬狩りに追われた後、野犬ブローカーに捉えられてしまいます。リリと暮らしていた頃とかけ離れた恐ろしく無秩序な世界を知ったハーゲンは、やがて闘犬の世界へ…。これをきっかけに、”野生”に目覚めたハーゲンは、人間に虐げられてきた犬たちを率い、人類に反乱を起こし始めます…。

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13歳の少女リリと親友の愛犬ハーゲン。2014©Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

雑種犬250匹がブタペストの街を疾走!CG一切なしの社会派アニマル・パニック・スリラー

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疾走する犬たちのド迫力シーンに注目! 2014©Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』、”少女と犬の友情”という一見お涙ものの様相を見事に裏切ってくれる映画です。何しろ、犬が「反乱」を起こすのですから…。その象徴的なシーンが、250匹の犬がブタペストの街を疾走するこのシーン。CGは一切使わず、タレント犬ではなく保護施設にいた本物の保護犬(+家庭犬)をトレーニングして街を走らせています。迫力の映像の裏には、これまでにない挑戦があるのです。

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ&パルムドッグ賞をW受賞

『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』は、2014年のカンヌ国際映画祭で『猿の惑星』やヒッチコックの『鳥』に匹敵する名作と絶賛され、「ある視点部門」グランプリ&パルムドッグ賞を受賞しました。これらに通じるアニマル・パニック・スリラー的なドキドキ感と、身勝手な人間に虐げられる犬や少数派の人々に目を向けた社会派の要素が見事に融合した映画といえるでしょう。

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ハーゲン役の犬はピットブルとラブが混ざったような雑種犬。 2014©Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

保護犬を実際に訓練して出演させた、動物トレーナーの手腕に注目

雑種犬250匹が街を疾走したり、ドッグファイト(闘犬)するなど、犬の迫力あるシーンが見どころの本作。撮影にはもちろん、犬のトレーニングが必要でした。担当したのは、アレサ・アン・ミラー。『ホワイト・ドッグ/魔犬』、『ベートーベン』、『ベイブ 都会へ行く』などを手掛けたハリウッドを代表する動物トレーナー、カール・ルイス・ミラーの娘さんです。父の元で22年間アシスタントとして修業した後、オーストリア、イタリアで大ヒットした『REX』(警察犬レックスが活躍するドラマ)で手腕を発揮、今回の抜擢となりました。

トレーニングは、まず、保護施設の犬と家庭犬をコミュニケーションさせることからスタートしたそうです。それから、A地点からB地点へ走らせるトレーニングを開始しました。闘犬シーンのための訓練を含め、生後10か月前後の犬たちを2か月間トレーニングしただけなのだとか。驚きですね。

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これだけの犬たちが一度に走る映像を撮るには…? 2014©Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

撮影後、すべての犬が新しい家族のもとへ

コーネル・ムンドルッツォ監督によると、撮影自体は犬たちの遊びになるよう心がけ、犬たちにすべて合わせたとのこと。監督にとってセラピーとなる撮影だったようです。そして撮影後、すべての犬に新しい家族が見つかり、引き取られていったことに勇気づけられたといいます。

11月21日の公開まであと少し!以上の詳しいお話が映画の公式サイトに掲載されているので、ぜひ、トレーラー(予告編)といっしょにチェックしてください。

■ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲


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この記事を書いた人

ペットホームウェブ編集部 中根
ペットホームウェブ編集部 中根 さん

都内でキジトラの美猫と暮らすお一人様ライター。埼玉の実家には父親の愛犬がいるが、子犬の頃に「ワッ!」といって脅かしたため、帰るたびに不信の眼差しを向けられるのを気に病んでいる。

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