犬猫のノミ駆除・ノミ予防1 ~ノミの生態とおそろしい感染症の関係~のメインイメージ

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ストロングホールド

「あっ!ノミが…!」

「いつもの散歩から帰ってきたら、犬にノミがついていた。」
「放し飼いしていた猫がノミをつけて帰ってきた。」

たとえ気をつけていても、飼っている犬・猫にノミがついてしまうことはよくあります。ノミは、犬や猫に取り付いて吸血するだけでなく、様々な病気感染症を引き起こすなど、ペットの健康におびやかす体外寄生虫。「気づかないうちに、ノミが大量に繁殖してしまっていた…!」なんてことになったら、大変ですね。

今回は、ノミの生態と駆除・予防の方法について紹介していきます。

犬や猫につくノミの種類と特徴

イヌノミ、ネコノミ、ヒトノミ、ウサギノミ、ネズミノミなど、ノミには2,000以上の種類がいると言われていて、私達の身近にも数多くのノミが生息しています。これらの中で、特にペットへの寄生が多いのがネコノミ。犬や猫だけでなく、人間にも寄生します。ノミの95%以上が哺乳類に寄生するといわれており、寄生する対象にはえり好みをしません。

「ノミは気温が16℃以上になると活動が活発になる」と言われていますが、気温が13℃以上で湿度が50%以上の環境であれば活動ができるため、常に注意が必要です。例えば、冬でも、暖房がきいた室内なら、ノミが発生する可能性があるのです。

驚異的なノミの繁殖力

ノミは、体長が2ミリ~5ミリの小さな虫ですが、繁殖力が旺盛であっという間に増えてしまいます。暖かい室内では、絨毯やベッド、ぬいぐるみなどの毛について生息し、どんどんその数を増やしていきます。

ノミは、まず、成虫が犬や猫などに寄生・吸血し、その後約36~48時間程で産卵を行います。その卵はおよそ1~7日で孵化し、幼虫になります。幼虫はフケや周囲のゴミなどを食べて、約1~2週間でサナギになります。ノミはサナギの状態で寄生する相手を待っていることができ、薬剤に対する抵抗力が強いことが特徴です。その期間は、1週間~6か月間といわれます。サナギのまた、成虫は通常2週間~2か月程度を生きますが、条件が整えば1年近くも生きることがあります。

このようにして、ノミに寄生されると、1か月以内に1匹のメスのノミから約200匹のノミが新たに誕生し、9,000個以上の卵と1万匹以上の幼虫が産出されます。これは恐ろしい繁殖力です。

ノミが媒介する病気や症状

ノミに吸血されると、その唾液が原因でアレルギー性皮膚炎を発症します。アレルギー性皮膚炎をおこすと、犬や猫は非常に痒がり、寝ていても突然飛び起きて足で引っ掻いたり、歯で体を噛んでしまうこともあります。皮膚を傷つけて膿皮症などの皮膚病に発展してしまうと、脱毛炎症発熱などのさらにひどい症状が発症する可能性があります。しかも、あまりの痒さに一晩中眠れなくなるなど、ペットにとって大きなストレスを与えてしまいます。

また、ノミは瓜実条虫(サナダムシ)を媒介します。まず、瓜実条虫が卵の状態でノミの幼虫に食べられ、そのままノミの体内で成長します。犬や猫が痒さのあまり体を舐めたり噛んだりしたときに、瓜実条虫を体内に宿したノミを食べてしまうことがあり、結果的に、瓜実条虫に感染してしまうのです。瓜実条虫は、もちろん人間にも感染します。

その他にも、リンパ節の炎症である猫ひっかき病を媒介するなど、ノミは「百害あって一利なし」の害虫です。ちなみに、このような感染症を媒介するもののことを、媒介宿主とか中間宿主といいます。

あたりまえのことですが、たくさんのノミに吸血されることによって貧血を起こす場合もあります。一般的なペット飼育では、貧血を起こすまでノミの寄生に気が付かないということはないでしょうが、充分に注意をしてください。

ノミの発見と駆除の方法

ノミは、取り付いたペットの体を何度も往復するように動き回ります。馴れていないと、目で発見することは難しいかもしれませんが、砂のようなツブツブが被毛の中(特に尻尾の付けあたりに注意)にあったら、ノミの糞かもしれません。ノミの糞かどうかを確かめるには、そのツブツブをティッシュペーパーに取って湿らせてみると良いでしょう。もし、それが成虫のノミの糞であれば、ティッシュが赤くにじむはずです。ノミが吸血した血が、ノミの糞に混ざっているからです。

ノミの駆除・予防には、ノミ取り櫛飲み薬シャンプー(液体、ムース、パウダー)、滴下式ディップスプレー型首輪型サプリメントなど、さまざまな方法・グッズがあります。また、ノミの発生を予防するには、室内環境を清潔に保つ必要があります。犬や猫のベッドやクレート(ケージ)などの居場所がノミの温床にならないよう、タオルなどを定期的に洗濯して、常に清潔にしておくことを心がけてください。掃除機での室内清掃や、人間用の布団などにも配慮が必要です。

ノミ駆除にはやはり、動物病院に相談するのが間違いないでしょう。ノミが瓜実条虫の媒介になっている可能性を考慮して、ノミへの対応だけでなく、糞便検査も実施してもらうと良いかと思います。
次回は、実際のノミの駆除・予防の方法や、ノミ対策グッズの使い方などを解説します。

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ペットホームウェブ編集部
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